シネマとキリスト教音楽


映画に登場する賛美歌やキリスト教音楽の紹介です。シネマには、キリスト教のテイストがいっぱいです☆
by mt-musique
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

映画「アマデウス」 ~ペルゴレージ『スターバト・マーテル』、モーツァルト『レクイエム』他

c0045169_1845643.jpg

「アマデウス」1984年 アメリカ
監督 : ミロス・フォアマン
製作総指揮 : マイケル・ハウスマン
原作&脚本 : ピーター・シェイファー
出演 : F・マーレイ・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジ、ロイ・ドートリス

「アマデウス」は時折繰り返し観ているが、何度観ても飽きさせない娯楽大作だ。ハリウッド映画が貴族社会を描く場合、下手をすると絢爛豪華すぎてヨーロッパのシックな風合いや色彩に欠くことがあるのだが、その点この映画は豪華ながらもひどく成功している。
撮影はオールプラハロケで、監督のミロス・フォアマン はチェコ出身であるそうだ。そんなことも他のハリウッド映画とは少し違った趣に仕上がったのかもしれない。
ちなみにフォアマンは「ぼくたちのアナ・バナナ」に神父役で出演をしているらしい。この映画はブルーノさんのお薦めで以前観たのだが、コミカルにカトリック司祭とユダヤ教ラビの様子が描かれていてとってもよかった♪ ぜひDVDを欲しいものだ。

今回の目的は来週「古典派音楽を学ぼう」という小さな講義を音楽教室でするので、そのためのおさらい&リソース探し、そしてこのブログのネタでもある「キリスト教音楽」探しのためだ。モーツァルトの生涯をフィクションを盛り込みながら辿っているのだから、もちろんモーツァルトの作品は数多く使われている。何といってもオペラのシーンは演出も見ごたえたっぷりで、比較的演奏時間も多めに撮られている。そんなこともあってこの映画は上映時間も長いのだろう。

キリスト教音楽に限定すると、私の耳では3つであった。1つ目はイタリアの作曲家ペルゴレージの「スターバト・マーテル(哀しみの聖母)」から最後の2曲。イタリアの作曲家サリエリはオーストリアで成功し、皇帝ヨーゼフ2世(マリ・アントワネットの実兄)の寵愛を受けるがサリエリの幼少時の回想シーン。聖堂で家族と共にミサにあずかり祈りを捧げる。2階のクワイヤ席では少年合唱団が「スターバト・マーテル」を清らかに歌う・・そして父が突然食事中に亡くなるシーンでは、不謹慎かもしれないが実にぴったりと終曲の「アーメン・アーメン!」が使われているのだ。いつもこのシーンでは、思わずくすっと笑いがこみ上げる。

他はモーツァルトの結婚式のシーン(これは実際に式が挙げられた教会とは違うようだが)、そしてラスト近くに何曲も用いられる未完のレクイエム。
そうそう、そう言えばこの映画は、全編がサリエリの独白という形で進む。精神病院に収容されている「自称サリエリ」という人物が、神父と対話を続ける。収容されている病院は、恐らくキリスト教の施設ではないだろうか? そういった意味でも、キリスト教色満載の映画である。
[PR]
by mt-musique | 2005-02-23 18:03 | ミサ曲

お気に入りブログ

最新のトラックバック

コスチューム コスプレ衣..
from コスチューム コスプレ衣装通..
アランのバッハ:トッカー..
from クラシック音楽ぶった斬り
コンスタンティン(CON..
from 映画にみるキリスト教文化と聖書
適性検査と就職活動
from タウンワークで満足できないあ..
最後の誘惑
from AML Amazon Link
偶像崇拝と啓示宗教
from 心の幸福と宗教の世界
ヴェルディ レクイエム
from 人気Blogランキング[今週..
★★★★「ユダヤ商法」ラ..
from 本のソムリエの読書日記
『さよなら子供たち』、ペ..
from Be Makkou - 微抹..
ことの終わり
from Be Makkou - 微抹..

ファン

ブログジャンル

画像一覧