シネマとキリスト教音楽


映画に登場する賛美歌やキリスト教音楽の紹介です。シネマには、キリスト教のテイストがいっぱいです☆
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誰も知らない

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※2005年に鑑賞して書いたものですが、こちらには未アップだったので載せますね。

実際にあった事件をベースにしていること、そして長男役の柳楽くんがカンヌで賞を取ったこと。それ以外の予備知識はほとんどなく観ました。
父親が全員違う4人兄妹。母(YOU)はたまにしか帰ってこないし、次第にまったく帰宅しなくなります。4人とも戸籍がないので学校に行きたくても行けず、やがて・・。

日常的に児童養護施設や親とは一緒に暮らすことの出来ない子どもたちとの交わりがあるので、どうしても彼・彼女たちの顔が浮かんできました。長女の京子ちゃんの表情は、Mちゃんにもどこか似ていてそれだけに素晴らしく、またとても切なかったです。

末娘のゆきちゃんがお母さんを駅まで迎えに行って会えないシーン。お兄ちゃんとおうちへ帰るときに、モノレールを眺めます。このシーンはとてもさりげないのに涙があふれました。
「いつかモノレールに乗って、飛行機を見に行こうね」「うん、見に行こう」
「飛行機に乗ろうね」ではないのです。そして「見に行く」ことさえ出来なかったゆきちゃん・・。

是枝作品は初めて観ましたが、素晴らしい作品だと思いました。ドキュメンタリーに近く、子どもたちの表情がとても自然に撮れています。子どもたちが本当にかわいすぎる・・。

映画を観ながら思い出したのは、アニメの「蛍の墓」です。あれは野坂昭如原作の戦災孤児の話でしたが、「誰も知らない」は現代のストリートチュルドレンとも言えるでしょうか。
またナチス政権下のポーランドを描いた「ぼくの神さま」も思い出しました。子どもへのアプローチがとても似ています。丁寧にワークショップ的な作業をしたであろうことがよく分かりました。

1つ忘れてはならない視点は、母親のみを責めることは出来ないということです。欠落している父親や男性の責任も非常に大きい。

私自身もそうなのですが、子どもがいないカップルが増えている一方で、子どもがいても様々な理由で我が子を虐待をしたり殺害しているニュースが日常的になってしまいました。
私たちは一体何をすればいいのでしょうか・・。見えにくくされている人を見つけ、つながっていくこと。小さなことだけれど、それに尽きるのかもしれません。
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by mt-musique | 2009-10-19 13:30 | 邦画

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